工事看板が設置されているか?
✕管理されていない現場
現場では、工事看板を設置します。
法的に掲示しなければならない、建築基準法による確認済、建設業の許可票・労働保険関係成立票も、1枚にまとめて、住宅会社独自の工事看板を作成しています。
よく「看板を背負って〇〇する」といわれます。
看板には、別の特別な意味合いもあり、責任感を表します。自信も表します。
職人の教育効果にも影響を及ぼします。
まともな現場では、工事看板は必ずビシッと決まっています。
一流企業は看板を重視しますから、すべて看板がきれいに設置されています。
できていなければ一流企業ではないかもしれません。
一流企業たる充分条件ではありませんが、必要条件です。
工事看板を掲げることができないのは自信がないからでしょうか。
あるいは建築主の意向があるのでしょうか。
〇管理のゆき届いた現場
工事看板には、工事担当者の氏名と連絡先を記載する必要があります。 何かあったら、誠意をもって対応しますという表明です。 工事期間中、迷惑をかけるのは事実ですから、当然のことです。 中には、恥ずかしがる建築主もいて、看板を設置しないで欲しいという場合もあります。 その場合には、法的に表示しないといけない事項のみ、小さめに、外から見えにくい位置に設置します。 特別に近隣挨拶を行うごく近辺の方には名刺を渡して、連絡先を表明します。 もう少し広い範囲の近隣には工事看板表示となります。 現場で工事を行う上での最低条件となります。 なお、住宅会社の工事看板には、建築主名+様邸という表現があります。 違和感を感じる方もありますが、住宅業界では一般的な表現です。 工事看板に異常なし、ヨシッ!
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