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玉水新吾

現場のブロークンウィンドウズ 環境 解体工事の養生

解体工事の養生はできているか?

✕管理されていない現場 解体工事は、現場に着手する最初の工事になりますから、細心の配慮でもって、近隣とトラブルになることは、避けなければなりません。 最初が肝心です。 解体工事は、新築工事に比べ、騒音・振動・埃などが圧倒的に大きい問題の工事です。 したがって、シート養生を高く、充分に散水して、埃を少しでも減らす努力をします。 現場作業は、近隣に対して、迷惑をかけるのは事実ですから、少しでも緩和する配慮が必要です。 その配慮が近隣に伝わらなければなりません。 シート養生が全面でなく、高さが低いと、解体作業が丸見えとなり、近隣は不安を感じます。 工事途中に、解体終了したところから、順次養生シートを外していくことも不可です。


〇管理のゆき届いた現場 解体する建物が外部から、まったく見えません。 シート養生をしっかりと行なっているからです。 何となく騒音・埃も少ないように感じます。 見た目にも安心感があります。 搬出用トラックも敷地内にいれ、シートをかけています。 積み込み終了後、搬出するときだけシートをあけます。 完璧な解体養生です。 解体工事はきれいな作業ではなく、埃まみれになる大変な作業です。 工事中は舞台裏となりますから、なるべく見せない方がうまくいきます。 養生シートも、汚れのひどいものや、破れているものは当然不可です。 養生シートをきっちりと隙間なく、施工するという見栄えが必要です。 解体工事の養生シートは、隙間なし、ヨシッ!



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