電動工具のコードが乱雑に這い回っていないか?
✕管理されていない現場
工事中の現場においては、電動工具を多用します。
今では、電動工具がなかったら仕事ができません。
現場で使用される電動工具には、丸ノコや釘打ち機をはじめ、多くの種類があります。
職人が別々に電動工具を使用するため、電工ドラムからタコ足配線形式で、それぞれのコードを長く引っ張ると、電気コードが這い回ることになります。
中にはコードがからみあって、外れないこともあります。
これでは現場が片付いていないという印象を与えます。
管理していないシグナルの発信です。
実際に床上をコードが這い回っていると、掃除がうまくできず、自然と片付いていない現場になります。
それは職人にも感じるようで、このような現場では、すべての扱いがぞんざいになり、現場のレベルが低下することになります。
〇管理のゆき届いた現場 職人によりますが、1時に1種類の電動工具だけ電工ドラムにつなぎ、きれいに片付けながら仕事をする人もいます。 また、床上にコードを這わさないために、フックを採用して、上部空間にコードを這わす場合もあります。 よく、「足の踏み場もない現場」と表現されますが、床上が片付いていないと、印象・安全・仕事の効率などが悪くなっていきます。 現場の片付けに、最も大きく影響する職人は何といっても大工です。大工の人間性ですが、マナー教育によって、かなり良くすることはできます。 きっちりとした大工の現場はいつもきれいです。 そしてきれいな現場は順調に進行します。 足の踏み場もない現場で、仕事をしなければならない、大工以外の職人は気の毒です。 電動工具のコードは、這い回りなし、ヨシッ!
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