職人の確保はできているか?

✕管理されていない現場
工期を守る上で、職人の確保が前提条件となります。 住宅業界では、工事の平準化が難しい場合があります。 仕事量の確保を優先的に考えて、会社の決算期・建築主の入学時期などは繁忙期となり、繁忙期が終わると暇な時期になります。 民間会社ですから、仕事の繁忙期を基準に職人を確保しません。 現場のブロークンウィンドウズ 工期 職人確保
平均時期をベースに、繁忙期には残業に残業を重ねて無理をします。
したがって、契約工期の設定を間違えると大変なことになります。
職人の施工能力と・会社の業績向上・建築主の意向などを総合的に判断して、契約工期を設定します。
無理を通り越して、無茶な工期になってはいけません。
逆に職人に仕事がなく、永く遊ぶのはもったいない話です。

〇管理のゆき届いた現場
優秀な職人が、計画通り順番に入って、順調に工事が進行すると気持ちのよいものです。 多くの応援の職人が、同時に入って突貫工事になると、余裕が感じられません。 逆に、職人の入らないアキの日が目立つのも感心しません。 現場には、適度な進行が必要です。 自然に、品質も安全も確保できます。 どこか余裕が感じられ、安心できます。 住宅業界では、優秀な職人でも、大事にされない雰囲気があります。 残念なことです。現場では職人による作業が、必ず必要ですから、ギスギスした雰囲気は問題です。 温かみのある現場は何となくわかるものです。 職人の段取りは大丈夫、ヨシッ!
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