職人が室内へ土足で上っていないか?
✕管理されていない現場
職人が、土足のまま建物内に入っていく姿を、建築主が見ると、感じのよいものではありません。
建物を大切に扱ってくれていないと感じてしまいます。
感じるのは、建築主です。
職人でも、住宅会社でもありません。
相手の立場になって感じるべきですが、言うのは簡単でも、やりきるのは結構難しいことです。
大切なのは感受性です。
感受性は人によりバラツキます。
人は自分で勝手に都合よく解釈します。
同じ人であっても、その日の状態によりバラツキます。
したがって、工事担当者は、常に目を光らせておく必要があります。
工事担当者の目が曇っていると、現場ではとんでもないことが発生し、クレームや労災事故になる可能性があります。
〇管理のゆき届いた現場 職人が、上靴に履き替えて作業している現場は、配慮された現場といえます。 ていねいに扱っていると感じます。 そして、脱いだ靴を揃えると、マナーのよい、教育された職人といえます。 このような職人の現場は、任しておいても、問題発生することは少ないです。 建築主の評価は建物そのもののハード面の出来映えよりも、ソフト面の「躾」(しつけ)、つまり(挨拶・態度・身だしなみ・言葉使い)などで、判断されることが現実です。 マナーのよいのが前提条件で、悪いと土俵に上がれません。工事担当者にとって、マナーの悪い職人を使うのは、非常に疲れる、手間のかかることなのです。 靴の履き替え、ヨシッ!
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