玉水新吾Jun 19, 20213 min笠木板金の継手に異常がないかバルコニー手摺壁の、笠木の板金のジョイントが問題となります。現場の寸法に合わせた長い材料はなく、3.6メートル程度の定尺物と呼ばれる、決まった寸法の材料を、ジョイントして使用します。建築では、ジョイントはいかなる場合でも問題となります。構造上の弱点でもあり、雨漏り上の弱点で...
玉水新吾Jun 19, 20212 min手摺壁に風抜き穴・段差はないかバルコニーの手摺壁に、風抜き穴や、段差が設置される場合がありますが、雨漏りリスクを著しく高めます。デザイン上の目的があるかもしれませんが、施工は難しくなります。 それは風抜き穴の下両端コーナー部が“3面交点”となるからです。3面交点では、1枚の平面の防水シートだけではうまく...
玉水新吾Jun 19, 20212 minバルコニー手摺のぐらつきはないかバルコニー手摺に触ると、ぐらつくことがあります。よく見ると、ビス頭が見えます。上から直接、笠木板金にビスをもみこんで固定しています。“脳天釘打ち”といわれるお粗末な手法です。ビスをもみこんだ上から、シーリング材をつけていますが、速やかにシーリング効果はなくなります。上からシ...
玉水新吾Jun 19, 20212 min腰壁の換気はあるかバルコニーの手摺壁の内部ですが、両面とも外気ですから、同じ温度になり、結露はしないはずです。ところが手摺壁の内部は、1階と2階の間の、ふところと呼ばれる空間とつながっていることが多く、温度差が生じて、結露の可能性は否定できません。結露するものと考えて対応すべきです。したがっ...