top of page

現場のブロークンウィンドウズ 工期 材料の手待ち

材料の手待ちはないか?

✕管理されていない現場

屋外単品受注請負生産をする、住宅現場の特殊性により、建築材料がすぐに入らない場合があります。特に多品種少量の部材におこります。 作業効率に影響します。 部材には、長さ・幅・高さの寸法はじめ、色・左右の勝手など、大変な数の品番が設定されています。 すべての部材が予め在庫されているわけではなく、注文生産や取り寄せをします。 倉庫に在庫するわけではなく、現場に直送しますから、すべての部材が漏れなく、ダブリなく、同時に現場に入ることの方が珍しいのです。 建築主にとっては自分の現場がすべてですから、材料の入荷が遅れるというような場合を想定しません。 材料の調達期間を把握して、事前に段取りしなければなりません。

〇管理のゆき届いた現場

逆にかなり後で使う材料が、現場に多数入っているのも困ります。 材料の移動だけでも大変です。 その際に傷がつくこともあります。 材料は必要なときの直前に入るのが理想ですが、便の都合で、少し早めでも同時に搬入する場合があります。 早すぎる材料は、現場の整理整頓とのバランスになります。 材料が手待ちになると、職人の士気・効率に影響し、職人が不機嫌になっていきます。 多く入りすぎていると、探す手間と、移動の手間で、文句をいいます。 職人が気持ちよく作業できる、雰囲気をつくることが必要です。段取りを適切にやり切るのはかなり難しいことです。 材料の手待ちなし、ヨシッ! 


3 views0 comments

Recent Posts

See All

コラム④ 安全第一

コラム④ 安全第一 1906年、アメリカの鉄鋼メーカー、U.S.スチール社(米)のゲーリー社長は、労働者の災害が多発している状態を見て、「安全第一、品質第二、生産第三」を社是に掲げました。これを徹底したところ、災害の発生件数は減少し、同時に製品の品質や生産性も向上しました。それまでは、整備の行き届かない設備などにより、労働者が落ち着いて作業できる環境ではありませんでした。しかし、「安全第一」の標語

成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。

​大切なのは続ける勇気だ。」

​ウィンストン・チャーチル

お住まいにお悩みの方、ぜひご相談ください。

ありがとうございます。

index_mainimg_edited.jpg
bottom of page