約束の日に職人が入っているか?
✕管理されていない現場
住宅現場では、職人の入らない日があります。
大工ではその現場を上棟する時には、応援の大工が入ります。
上棟は少人数ではできにくいからです。
逆に応援の大工が上棟する時には、応援に行かなければなりません。
これで大工は貸し借りなしです。
お金のやり取りではなく、働いた日数で清算します。
建築主にとっては、自分の家が全てですから、応援に来てもらう分はよく、応援に行っている間は、工事がストップして、不安になります。
したがって、あける日は建築主に説明を行い、納得してもらう必要があります。
理由がわかれば別にどうという問題ではありません。他職種の職人がはいれば安心します。
平日に、誰も職人が入らないことが不安になります。
〇管理のゆき届いた現場
数人の職人が入り、全員ヘルメットを着帽し、一生懸命に作業している姿をみると、建築主は悪い気がしません。 工事が予定通り、進捗していると安心します。 監督の段取りとして、大工の入らない日には、別の職種を入れるなども配慮の1つです。 大工作業の途中に、入るべき職種は多いのです。 他の職人がいない方が、効率よく作業を進めることができます。 職人のアキを避ける配慮です。 契約工期内に完全竣工・完全引渡しができることを前提条件として、工程を進めますが、可能ならば、竣工~引渡しの間で、充分な日数がある方が、建築主・工事関係者ともに安心できます。 工期の遅延なし、ヨシッ!
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