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現場のブロークンウィンドウズ コスト 別途工事の確認

建築主に別途工事の確認はできているか?


✕管理されていない現場 契約後に、別途工事だと聞いて、慌てることがあります。 当然、契約に含まれていると思っていたことが、別途工事として、追加請求されると感じが悪いものです。 別途工事といっても、施工しなくてもよいものではなく、施工しなければならないものですが、便宜上、契約に含まないというものです。また契約後でないと見積もりがはっきりしないものもあります。 基礎補強工事などは、契約後にはじめて地盤調査を行いますから、見積もりの出しようがありません。 したがって、契約に含むものと含まないものを、明確に区別する必要があります。曖昧な表現では不可です。 別途工事の場合には、概算金額と予告して、支払時期を明確にしておくべきです。

〇管理のゆき届いた現場

着工打合せや、現場立会い時などに、別途工事の話題を持ち出して、何度も確認します。 後からではなく、事前に説明が必要です。 本来は契約前に営業が説明しておくべきものですが、工事に引き継いでもさらに、現場側から念押しの説明をしておきます。建築主・住宅会社双方が、食い違いのないようにします。 お金の問題は重要ですから、念押しします。 具体的には、住宅会社によりますが、主な別途工事の例には、水道分担金・本管まわり、基礎補強工事、ガス工事、照明器具、アンテナ工事、カーテン・家具、登記費用などです。 概算金額を明示しておくのが一般的です。 別途工事の漏れなし、ヨシッ! 

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