電動丸ノコの安全装置はよいか?
✕管理されていない現場
電動丸ノコの安全装置が、いつも問題になります。
職人が、安全装置をはずして使用します。
ベニヤを差込み、ヒモでくくり、工夫をこらしています。
自分のための安全装置にもかかわらず、安全装置を作動しなくなるようにしています。
仕事がしにくいという理由で、安全よりも、効率重視です。
合同安全パトロールを行うと、必ずチェックします。
ここで、安全に対する職人のレベルが大体わかります。
このような使い方をする職人に対しては、重点的に慎重に、他も確認していきます。
また、電動工具が手入れされずに、サビがでている状態をみると、情けない気持ちがします。
職人のプライドだと思うのですが、目先のカネに走りすぎです。
〇管理のゆき届いた現場
電動丸ノコで、適正に作動する安全装置です。 大工の棟梁が、きっちりと使用する場合には、その配下の職人も適正に使用します。 職長としての、「率先垂範」です。 悪い見本を見せると、配下の人も悪くなっていきます。 現場では「即時即場」という言葉があります。 つまり、不安全状態や不安全行動を見つけたら、すぐに、その場で、是正させます。 後からではなく、すぐに、その場です。 現場では、どの職種であっても、職長に相当する人の影響力が大きいです。 職長には、現場でよくいわれる、アタマ・ウデ・ヤルキが備わっているのは当然として、人間性が必要です。 安全に対する配慮のできる人でなければなりません。 電動丸ノコの安全装置、ヨシッ!
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