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ドクター雨仕舞い バルコニー 雨漏り現象 タイルから浸出

Updated: Apr 13, 2021


バルコニー下側のタイルから、雨がポタポタと落ちてきました。バルコニーの笠木まわり・ドレンまわりなどから漏れた雨水が伝わって、タイルから出てきました。雨水の浸入口と浸出口はかなり離れています。だから、雨水の浸入口を見つける、つまり雨漏りの原因追求は難しいのです。過去の雨漏り事例から、見当をつけて、散水試験を行い、雨漏り再現実験を行なって、検証します。散水試験の時間は、曖昧です。すぐに出てくる場合も、何時間も散水して、時間経過の後、出てくる場合もあります。最高4時間散水した結果、でてきた例もあります。建物に、4時間も散水し続けると、どんな仕事をしていても、雨は入ると思います。そいってしまえば見も蓋もないです。

住宅の工事管理を担当する技術屋は、メンテナンスの経験もしておくとプラスになります。住宅会社において、メンテナンス部門は、日の当たらない部署のような気がします。メンテナンス担当者にこそ、優秀な人材を配置しなければならないと思います。建築主にとっても、メンテナンス担当者と、親しく相談できる関係をつくっておくと、よいと思います。シルバー世代の方が多いのですが、不遇であるとすれば、残念なことです。一番、技術屋の仕事の結果が解かる人です。きっと、多くの改善点をかかえているでしょう。

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