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ドクター雨仕舞い 外壁 化粧胴差の脱落

Updated: Apr 10, 2021



外壁が左官の湿式工法で、化粧胴差の上部に水切りがなく、シーリング処理をしていました。

経年変化で、シーリングが切れて、雨水が化粧胴差の裏側にまわり、下地の木部が水を吸い込み、釘が効かなくなっています。原因は、水切り鉄板を取り付けずに、シーリングに頼った施工を行なったためです。


シーリングの寿命は5~10年です。昔に比べ、シーリングの耐久性は上っていますが、それでもせいぜい10年をベースに数年の前後があるだけです。環境によっては劣化も激しくなります。


シーリング工事には必ず、メンテナンスが必要です。できれば、10年でメンテナンスですが、最高に延ばしても15年以上にしてはいけません。水切りを入れるより、シーリングを行い、その上から吹き付けをすれば、見た目にはすっきりと納まります。


見た目は、性能よりも優先順位が低いものです。

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