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ドクター雨仕舞い 外壁 雨漏り事例 アール屋根・アール壁③

Updated: Apr 6, 2021




現場が迷わないものを 難しい施工の場合、現場で施工する職人が悩むことになります。また相談された現場監督も悩むことになります。仕事の納め方と仕事のレベルが問題となります。悩まなければ納まらない仕事は、特に建築主がこだわるデザインでなければ、採用すべきか検討する必要があります。芸術作品を創る場合は悩んでもよいでしょう。住宅は芸術作品という1面もあるかも知れません。 建築家は自分の設計した住宅を「作品」と呼びます。雨仕舞いという住まいの基本性能が最優先すべきともいえます。悩まなくとも納まる仕事は、コストが安くなり、雨漏りの可能性が低くなります。アール部分の施工は最も肝心な水切りの加工も少しずつカットしながらの無理な施工となります。当然防水工事として困難になります。 この場合も水切りの継ぎ手部分は数が多いのですが全て、捨てシーリングを施工しておく必要があります。手間のかかる仕事はどうでしょうか。面倒くさいと感じる仕事は、職人側にも問題がありますが、仕事の納め方にも問題があります。一言で言えば、現場で職人が悩まなくとも納まる仕事が雨漏りにはよろしいということです。現実に現場で現物を仕事するのは職人です。職人の気持ちを理解することは大切です。


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