換気トップの散水試験です。換気トップは屋根の最高部に取り付きます。ここから適量の換気ができると最高です。当然、雨漏りせずにです。換気と、雨漏りという相反する要求を、ともに満たす必要がありますから、換気トップの性能は重要です。写真は散水試験をしているところです。工場敷地内で、実物の小屋組みをつくり、屋根を葺き、換気トップを取り付けました。全て実物です。小屋の高さが低いだけです。かなりの風と散水を行なって、性能をチェックします。部材メーカーが実験に協力してくれました。商売ですから、当然ではありますが、このような雨漏りをなくそうという誠意は大切にしたいものです。ただ、厳しい条件設定によっては、雨は若干はいるものです。雨量・風向き・風速・継続時間の4つが変数です。4つの条件を厳しく設定すれば、雨漏りの可能性は格段に高まります。