top of page

現場のブロークンウィンドウズ 品質 ボルト増し締め

ボルト類の増締めを確認したか?

×管理されていない現場 構造図面との照合が前提条件です。現場で使う構造材の含水率は20%以下が基準です。 含水率は最終的に、15%前後に落ち着きます。つまり乾燥はより進み、収縮するので、ナットは緩むことになります。 数年後には、手でナットが回る場合もあります。ボルトの確認をしないまま、造作工事を進行させません。 ワッシャー(座金)も入っていることを確認しておきます。

〇管理のゆき届いた現場 壁天井が石膏ボードで隠れる前にボルト類の増し締め確認が必要です。増し締め確認の証拠としてスプレーを吹いています。 信頼感があります。スプリングワッシャー付きナットを使用すると、手で回ることはありません。 まず、大工が自主検査を行ないます。その後、工事監督自ら確認して、自信をもって施主に報告します。 構造チェックは技術屋の責任で!

8 views0 comments

Recent Posts

See All

コラム④ 安全第一

コラム④ 安全第一 1906年、アメリカの鉄鋼メーカー、U.S.スチール社(米)のゲーリー社長は、労働者の災害が多発している状態を見て、「安全第一、品質第二、生産第三」を社是に掲げました。これを徹底したところ、災害の発生件数は減少し、同時に製品の品質や生産性も向上しました。それまでは、整備の行き届かない設備などにより、労働者が落ち着いて作業できる環境ではありませんでした。しかし、「安全第一」の標語

bottom of page