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玉水新吾

ドクター雨仕舞い 外壁開口部 雨漏り原因 バルコニー掃出しサッシ

FRP防水のバルコニー掃出しサッシからの雨漏りです。バルコニーの掃出しサッシの下端は、昔から漏りやすい箇所です。 ①FRP防水⇒サッシ取り付け ②サッシ取り付け⇒FRP防水 の2つの考え方があります。 大工は②を好みます。大工のペースで外部仕舞いが可能です。 ①はバルコニー部分のみサッシを取り付けずに、あるいは仮付けでストップして、防水業者が施工完了後に、大工がサッシを取り付けますから、手待ちが生じます。水の流れは①が正解です。ただし、サッシ取り付け後に、サッシ下端のツバ部分に釘で固定します。 防水に穴を開けることになります。穴を開けることを嫌って、釘を打たない場合もあります。サッシメーカーは釘で固定するように主張します。 ②なら、釘で固定してから、防水工事を施工しますから、固定はできますが、水の流れからすると、施工が逆で、水を受けることになります。 今は、防水後のサッシ取り付け時に捨てシーリングを施工し、あふれ出たシーリングをふき取り、その後にサッシ釘を固定します。一応の釘穴シール性が確保できます。完全ではありません。バルコニーなどの居室の前であれば、万一の場合に施主が異常に気付くと思います。 詰まってプール状態になれば、漏ります。このような経緯で、防水先行サッシ後付け工法になりました。


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