玉水新吾May 9, 20212 min04敷地の地耐力は問題ないか最近は、全ての宅地において必ず、地耐力調査をおこなってから、基礎補強を計画します。古い建物では、地耐力調査そのものがなされていませんでした。住宅会社により、ある時期から実施されています。それでも当初は、近隣の調査データーがあるからといって、その敷地の地耐力調査を省略していた...
玉水新吾May 9, 20212 min03擁壁に沈下・割れ・傾斜がないか敷地の周囲に、鉄筋コンクリート製の擁壁がある場合には、その状態を確認する必要があります。擁壁は多くの種類がありますが、沈下・ひび割れ・はらみ・傾斜・排水口の位置と数量などを、定期点検時に確認しておきます。擁壁の構造は、鉄筋コンクリート製が通常ですが、150㎜厚のブロックで、...
玉水新吾May 9, 20212 min02建物基礎取り合い部に亀裂や陥没がないか建物基礎と地面の取り合い部に、亀裂や陥没を見うけます。それは、工事中に基礎を施工する際、掘り方をおこないます。基礎完成後に、埋め戻しますが、盛土状態ですから、沈下がおこるのも当然です。転圧が不十分ということですが、長期間経過による落ち着きとは異なり、若干の沈下はあります。...
玉水新吾May 9, 20213 min第2章 敷地の確認 01 排水溝廻りに亀裂や陥没はないかメンテナンスの定期訪問時には、まず敷地の全体像を把握します。入居者に会う前に、ある程度の敷地の把握をおこないます。3ヶ月・6ヶ月・1年目・2年目・3年目・5年目・10年目点検などがありますが、いつでも必ず、敷地全体を自分の目で把握します。技術屋にとっては、現実に現場で現物を...