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ドクター雨仕舞い バルコニー 雨漏りの原因 笠木とサッシ枠

Updated: Apr 13, 2021


バルコニー笠木と、サッシ枠が緩衝しています。アルミサッシ枠が先行し、後から、バルコニ笠木(ガルバリウム鋼板)の板金を施工します。異種金属が接触しています。電食現象が生じます。 イオン化傾向の違いにより、速やかに金属が腐食します。金属が接触するところは、雨仕舞いが悪く、防水をシーリングに頼っています。そのシーリングも三角シーリングと呼ばれる、金属の接触箇所に三角形にシーリングするだけですから、正常なシーリング施工にはなりません。 早い段階で、シーリングが切れ、雨水が浸入します。本来は設計段階で、サッシ枠とバルコニー手摺りの板金との間に、充分な隙間を設けなければなりませんでした。つまり、バルコニーを少し幅方向に広げておくと、このような問題は解決しました。なお、バルコニーの笠木板金に対して、手摺りは脳天釘打ちにてビス固定していますから、ここからも雨水が簡単に浸入することになります。


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