top of page

Search


壁にヒートブリッジはないか
北側の外壁にカビや藻が発生していることがあります。見た目が悪いですが、珍しい現象ではありません。原因は、断熱性能面で、壁体内におこる内部結露です。住宅の外壁には、通常はロックウールやグラスウールなどの断熱材を入れます。現場で施工する際、施工性はよいのですが、毛細管現象で、水...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


外壁からの雨漏りがないか
外壁からの雨漏り事例として、穴をあけるところと、取合いが問題です。 例えば、候補をあげると、 1. アスファルトフェルト捨て貼り 2. 外壁サイディングの浮き 3. サッシ・シャッターボックスのコーナー 4. サッシまわり(上部水抜き) 5. 妻換気口 6....
玉水新吾
May 29, 20212 min read


シャッター・雨戸の作動を確認する
雨戸は日本古来から、使われているものですが、最近の建物では採用されることが少なくなりました。都会では、雨戸もシャッターも設置しない家が増えてきました。設計者がデザイン上、ない方が格好よいと判断することがあります。また、設置しなければ、コスト削減も期待できます。...
玉水新吾
May 29, 20212 min read


サッシ・網戸の開閉を確認する
サッシ・網戸の戸車調整や、クレセント調整も、メンテナンス担当者としては、現実に自分でするかしないかは別として、できるようにしておきたいものです。職人ではありませんから、調整する数が多い場合は、日を改めますが、1箇所くらいなら、自分でその場で行う方が効率的です。頻繁に必要なメ...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


玄関ドア・勝手口ドアの開閉を確認する
外部取合いのドアについての点検は、開閉兆番の調整、ロックの調整、レバーハンドルの調整、ドアチェック(ドアクローザー)の調整などです。ドアチェックについては、ドアが自動的に静かに開閉するものですが、使用頻度も多く、使用していると調子がおかしくなっていきます。結構、調整を要する...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


外壁の汚れや藻がでていないか
外壁サイディングが白っぽい色ですが、部分的に緑色に変色しています。 このカビ状のものが“藻”と呼ばれるものです。外観が見苦しいので、クレーム化しますが、住宅会社の責任とはいえません。地域の問題ですから、近隣にも同様の現象が生じている場合が多いです。新しい建物でも発生すること...
玉水新吾
May 29, 20212 min read


外部基礎に雨漏り跡はないか
雨が降るたびに、建物の基礎仕上げが、濡れる場合があります。水の道ができて、だんだん酷くなります。濡れて、乾いてを繰り返すので、跡形がつき、見苦しくなります。この原因は雨漏りです。建物外部のみの現象で、内部に雨が浸入しない場合もあり、素人の入居者にはわかりにくいところです。...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


庇と外壁の取り合いはどうか
最近の建物では、庇(ひさし)がないことが多くなりました。庇は雨が当らないように、また太陽からの日射量の調整に役立ちます。意匠上ない方がよいと判断する設計者もいますが、本来は必要なものです。古い日本の住宅には、建物の耐久性を考えて、当然に設置されていました。...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


外部パイプスペースの天端と外壁、基礎の取り合いはどうか
パイプスペースとか、パイプシャフトと呼ばれる配管のための、空間があります。 ① 建物内部で、押入れの中など目立たないところに設置する場合 ② 建物外部で、配管パイプを露出する場合 ③ 建物外部で、配管スペースを外壁と同じ材で囲う場合 があります。...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


外部に見える木部の塗装は劣化していないか
日本の高温多湿気候の中で、木部を外部に露出することの意味を考えて おく必要があります。建物の維持管理上のリスクになります。また、雨水 と紫外線といった環境が悪く、その分良い材料を使わなければなりません。 並のレベルの材料であれば、すぐに反り・ヤニ・割れなどがでてくるため...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


フラワーボックスはぐらついていないか
フラワーボックスを、外壁に取り付ける場合があります。外壁が仕上がってから後付けします。強度上の問題と、雨漏りリスクの2点が、問題となります。 外国を旅行して、街並みを散歩していると、窓の外に、きれいに花を飾ってある光景を目にします。日本では少ないようですが、その光景に憧れる...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


換気レジスターは作動するか
建物の維持管理には、換気が必須条件となります。留守で、長期間換気されずに放置された家の傷みは早いです。通常は、給気・排気用のレジスターが開いたままでよいのですが、強風時の雨降りでは、閉鎖することになっています。理由は、雨水が浸入するからです。 強風時以外は開にしてください...
玉水新吾
May 29, 20213 min read


外壁のシーリングの劣化程度はどうか
外壁材のジョイント部分などに、シーリング材を施工します。雨漏りを考えると、シーリング材は、外部から見えるところですから、“1次防水”に該当します。1次防水から、若干の雨水浸入があっても、下葺き材である2次防水がしっかりと施工してあれば、雨は漏りません。...
玉水新吾
May 29, 20212 min read


外壁の土台水切りの継手が離れていないか
外壁サイディング仕上げ材と、基礎の取り合い部に、土台水切りと呼ぶ、板金が施工されます。建物4周に施工されますから、かなりの長さになります。土台水切り材の1本の長さは4m程度です。つまりジョイント(継手)が多く発生しています。...
玉水新吾
May 23, 20212 min read


外壁の石タイルの浮きは叩いて音をきく
外壁の仕上げ材として、コストの関係で、吹付け塗装を行うことが通常です。ところがメンテナンスの必要性から、約10年ごとに足場を組んで、再塗装をおこなわなくてはなりません。足場は仮設工事ですから、作業をするための手段です。作業終了後は解体撤去します。残らないものにカネを使うのは...
玉水新吾
May 23, 20213 min read


外壁サイディングは指でこすって白くなるか
外壁のサイディング材は通常、工場塗装されてから搬入されます。現場塗装はおこないません。塗装としては、品質管理のゆき届いた工場製品の方が、優れた耐久性をあらわします。昔のサイディング材は、現場塗装のときもありましたが、いまではほぼ工場で塗装します。...
玉水新吾
May 23, 20213 min read


外壁に通気層があるか
外壁には“外壁通気工法”になっているか、あるいは通気なしかが、問題となります。建物の耐久性に大きく影響するところです。古い建物では、ほぼ外壁通気層はありませんでした。 外壁が左官仕上げの場合 外壁通気を確保しない場合が大半です。この通気工法が採用されている場合には、メンテナ...
玉水新吾
May 23, 20213 min read


外壁左官のひび割れはないか
建物の外壁は、面積も大きく、目立ちやすいところですから、点検項目も多岐にわたります。 モルタル(水+セメント+砂)などの左官材料を使う問題点は、乾燥収縮によるひび割れが発生する可能性です。水を使う湿式材料では、乾燥収縮は必ず生じます。つまりひび割れが発生する可能性は、極めて...
玉水新吾
May 23, 20214 min read


堀り込みガレージ上部に建物がある場合、取り合いはどうか
敷地が高く、掘り込み式のガレージがある場合の問題点です。鉄筋コンクリート製のガレージの上部に、建物がのっている場合に問題が生じます。建物の全体が、ガレージの大きさと同じ場合はよいのですが、大抵は建物の方がガレージよりも大きくなります。その場合に、ガレージの上にある部分と、ガ...
玉水新吾
May 9, 20213 min read


土間コン仕上げの「浮き」は叩いてチェック
玄関ポーチやテラスなどの、土間コンクリートの仕上げとして、タイル・石・モルタルコテ押さえなどを行います。それらの仕上げ材が、下地コンクリートと接着せずに、浮く場合があります。 原因としては、下地の水湿しが不十分であると、本来の硬化に必要な水分が、下地に吸収されてしまう、“ド...
玉水新吾
May 9, 20212 min read
bottom of page